雑文集

徒然ってる

芸術家よ、語るなかれ、造れ!ただ一つの息吹だにも汝の詩たれかし。

■匍匐前進の匍匐と葡萄、似てるようで似ていないようで似てる、メジャー行ったバンドと「系統似てるね」って言われたくないインディーズバンドみたいなかんじで似てる、何言ってるの?

■ひと月くらい前にツイッターをやめた。

■(今更だけど)このところずっと仕事以外は自分のやりたい事のみしていたらそれ以外が疎かになり、お母さんの買ってきた服を着たいし世間の流行りも分からなくなったり、そういう風になるのは自然な事だなと思った。

■何でも正面から受け止めてしまう性分、相手との距離に関わらず察したり汲んでしまう、だからと言ってこの世の全員にやさしくなんて出来ずただ沈むだけである。

全て受け止めたらいつかこわれてしまうので、状況によって鈍感になる練習 をしている。場合分け難しい。

ニュースについては逃げずに惨いものも心温まるものもきちんと見る、自分の生きている時代で起こる出来事は避けて通れない。

ここまで2/13までぽつぽつ書いてメモを放置していた。

仕事し絵を描いて読書し勉強し寝る。

たまに走って映画を観る。ひとりでできることをこつこつと続ける。

惨いニュースが増えてきたと思ったらロシアのウクライナへの侵攻が始まった。

核兵器の存在を初めて知った14歳の頃を思い出す、世界をいつでも無くせる存在があるとみんな知っていることも、その世界で平和を目指して暮らしていることも信じられなかった。

西日の部屋で緩急のあるグレーと透明で濃いオレンジの混ざったうろこ雲の影を眺めて、その四角い空を何時でも思い出せる。気持ちだけいつか薄れた。

画面の前で何も出来ない、ニュースを見ることしか出来ない。同じ人間同士で殺しあって、同じ人間がそれを止められない、烏滸がましいけれどわたしも含めて。

見守るどころか傍観するしかなくてできるのはせめて目を凝らすことくらい。

日本は毎年桜が咲いた事がニュースになる。素敵な事だ。軍事ニュースという物がない、素敵な事だ。とても素敵な事なのに常に戦争は遠いものとして生きていることが、腑抜けた自分が恥ずかしくなった。

今日と明日がいつも大丈夫ではないことを知っていて、突然居なくなってしまうことをそこまで不思議に思わないのに、それが故意なら居なくならないで欲しい。誰にもいなくならないでほしい。

平和呆けした頭を染井吉野が撃ち抜くって言ったのは誰のセンテンスだった?

3/11 23:04 メモ

春の夜は春の夜と言うだけで、

昼間の温かさを覚えたまま冷たくなった空気を吸い込いこんでそれが小さな棘になり刺ささったような、薄甘い気分にさせる。