雑文集

徒然ってる

辛いもの食べたい時は大体ろくでもない

富ヶ谷に麻婆豆腐を食べに来た。
 

代々木公園駅でフルメイクしはじめるひとと手を洗わないひとがいて最初からよくわからなくなった、

麻婆豆腐屋は並んでいてランチのラストオーダーまで間に合わなさそうなので諦めた、
 
お土産に麻婆豆腐のもととよだれ鶏のソースを購入した、奥渋(この言い方はなんかきもい)が流行っているそうで富ヶ谷周辺が人気とのこと、
 
渋谷は松濤と円山町が隣同士なところや東急本店の向かいにドン・キホーテがあったり、
 
その高級住宅街と風俗街の対比、富裕層も庶民も欲まみれなところが良い、ラブホ街にユーロスペースがあるのも良い。
 
 
お店のお姉さんが親切で麻婆豆腐は食べられなかったけど良い気持ちで引き返した。
代々木公園周辺は落ち葉の絨毯がまだ生きていて黄色や赤や色あせた茶色がさくさく踏めてうれしくなった。
 
トイプードルの集団やランニンググループやドッグランのひとや父子の玉蹴りや動画を撮るYouTuberなどいろんなひとがいた。
 
ランニンググループはみっつ連続で紅一点チームで走っておりオタサーの姫状態で全員が女子に話しかけていてそれに気づいた自分に対してなんとも言えない気持ちになり精神的に嘔吐いた。
 
色んな人たちの構成要員には勿論じぶんもいて、みんな違ってみんな良いとは到底思えないけど平和な西日、暖かい日差しで良いぼんやりタイムを過ごした。
 
昨日のおそらくスーパー低気圧による魂が赤道あたりまで離れて生活に戻りたくない感じはなんだったんだ、晴れたら何でもよいのか?
 
隣のベンチの老夫婦の征夷大将軍の話聞きながらこれを書いていて、自分でも何をしているかわからなくなっている時はろくでもないことしか言ったりやったりしないので大人しく帰ることとする、
 
子供の玉蹴り相手の爽やかな父親、ベンチで一生携帯を眺めるロエベ顔の母親、玉蹴りの玉がアーモンド型なのでおそらくラグビーの認識、蹴ったり受け取ったり忙しなく、ボールがこちらに来てすみません、ちゃんとすみませんと言うんだよ、と聞こえたが5億光年くらい遠い世界の出来事に思えた。以上