雑文集

徒然ってる

ラブレター

写真が素敵だと思ったら絵も描けて作曲も出来るしそれを歌える、文章も書ける、
そしてそのどれもがイケてるときたもんだ、参っちンぐしてしまうよ、私の趣味嗜好を征服しようとしているのですか?
否自意識過剰で失礼、ものを創る時に誰かの為になんてことはひとつもないわけで、
「刺さる」みたいな流行りの言葉を使うと安っぽくなってしまうようで季節外れの焼き芋みたいになってしまうけれども。

そういう気持ちを正直にぶつけるのはきもいのでは?静かにしてろ、という自分と
何を伝えずともどこかの空の下でたぶんいま息してる最高、という自分が散歩するさまは美しくないけど好い。

 

小一時間おしゃべりするよりも、人となりはすこしの作品にあらわれるもので、
いま引いた一本の線は血の線、紙に残した余白がじぶんのすべて。


そういうのが恋だといいのにな。
そうやって何かひとつを懸命に作っていることが恋とか愛とかすったもんだだといいのにな。


多彩なのですね、や例えばのひとつも上手く伝えられなくて真夏の焼き芋みたいになってしまうけれども。